ケイ素は血管壁に付着した中性脂肪やコレステロールを分解して体外に排出したり、傷ついた肝臓や腎臓の細胞機能を回復させる働きもあり、アルコールやニコチンといった体内の毒素もデトックス(解毒・排出)する効果が確認されています。
しかし、特筆すべきケイ素の働きは、体内の有害な重金属類を排出することです。
現代人の体内には、無意識のうちに大気汚染や食品添加物などから取り込んでしまった水銀、ヒ素、鉛、アルミニウムなどの有害物質が蓄積しています。
こうした有害重金属は、肝機能や腎機能にダメージをもたらすだけでなく、アレルギー障害や代謝異常を生み皮膚や毛髪などへも悪影響を及ぼしたり、慢性的な頭痛やイライラの原因にもなります。
これらはみなプラスの電気を帯びている特性があり、逆にマイナスの電気を帯びたケイ素が吸着して体外に排出させるというわけです。
福島原発事故では放射線の除染が大きな課題となり、海洋に大量のゼオライトという鉱石が投入されました。
ちなみにこのゼオライト成分の9割以上がケイ素です。
ケイ素が私たちの体内に溜まった毒素も効率よくデトックスしてくれるのです。