ミネラルはビタミンと相乗的に働く
人間の身体は以下の三つの要素によって構成されています。
1.タンパク質
2.脂質
3.ミネラル
このうち、ミネラルは全身の細胞を構成するために必要で、脂質もタンパク質もミネラルなしでは機能しません。
さらに、ミネラルはビタミンとお互いに補い合って働く性質があります。
たとえば、カルシウムはビタミンDの働きによって骨に吸収されます。また、ミネラルである銅がなければビタミンCを活用することが出来ず、鉄がなくてはビタミンB群の代謝が円滑に行われません。
ビタミンとミネラルは潤滑油になり美肌を維持する
ビタミンはミネラルの助けを借りなくては、その効果を発揮出来ません。どんなに多くのビタミンを摂取しても、ミネラルが体の中に不足していると意味がありません。
食物の三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質は単独ではエネルギーにならず、エネルギーに変換するためには酵素が必要です。
その酵素と三大栄養素との間でビタミンとミネラルが潤滑油的な役割を果たす事で、三大栄養素が体内で効率よく利用され身体は健康と美肌を維持できるのです。