ケイ素の歴史

ケイ素とは聞きなれない言葉かもしれませんが、これは地球の主な構成元素で漢字表記は「珪素」「硅素」英語表記はsiliconとなります。

以下の元素表で学生時代に習ったことがあると思います。

ケイ素は新しく出来たものではなく、地球創生と同時に存在した元素です。

ここではこの「ケイ素」について基本的な事柄を説明します。

ケイ素の歴史

ケイ素が知られている歴史を遡れば、実に38億年前に遡ります。38億年前の地球の環境は現在とは大いに違い、まだ今のような生命体が地上に存在していない時代です。

その原始の時代、地球上に初めて現れた生命体がシアノバクテリアでした。これが生命の発端です。

そしてシアノバクテリアはその後約10億年かけて、様々な細菌との共存を試みます。そしてついにシアノバクテリアは細菌と共存関係を構築し、進化を遂げていきます。

バクテリアは細菌の体内でエネルギーを作り出すシステムを作り、新たな生命体へと進化していきます。

このバクテリアの進化こそ、ご存知の方もいるかもしれませんが「ミトコンドリア」の原点です。

ミトコンドリアは現在の私たちの細胞の中にも数多く存在し、生命エネルギーを生み出す要となっています。

このプロトタイプ(原型)が数十年の歴史を経て、60兆個もの細胞を持つ私たちへと変遷していったのです。

この生命の源となるシアノバクテリアが主食としていたものが、実は無機質ケイ素でした。

ザックリと動画で知るケイ素

地球を構成するケイ素が歴史と共にわかりやすく解説されている動画を紹介致します。

ケイ素は人間の進化の節々に登場した文明を発達させるには欠かせない物質だったのです。

・賢者の石「ケイ素」
・シリコン=固い石=火打ち石
・人類が最初に使い出した道具、それがケイ素
・ケイ素は酸素に次いで多い元素
・日常のガラスもまたケイ素で出来ている
・ケイ素の半導体としての役目(トランジスタの発明)
・電子機器の発達もケイ素からIT革命
・身の回りには意外とケイ素がある(ポリマーなど)
・アポロ計画にもケイ素は関与されていた

健康先進国が認める珪素

珪素は前述した通り、地球上で酸素に次いで二番目に多い元素で、土や岩の中にも多く含まれているミネラルの一種です。

地球上に存在する珪素はいにしえの昔、水中で光合成をする「藻」が長い時間をかけて化石となり、やがて珪素になったといわれています。

珪素は、私たちの体内にも存在する成分です。

皮膚、毛髪、骨、血管、細胞壁などさまざまな部分に含まれており、健康や若さを保つために不可欠の、重要な働きを担っています。

しかし、加齢とともに体内の珪素量は減少するため、元気でいる為には外から補う必要があります。

1977年に発表された〝マク ガバン レポート〟では、ビタミンミネラルの不足が若年死の原因とされてい ます。

その中ではミネラルについてはカルシウム・ 鉄等については書かれていますが、『ケイ素 』については全くふれていません。

その当時はまだ珪素の重要性については、気が付かれてなかったのです。今からたったの40年ほど前のことです。

そして今から20年前にケイ素の重要性に気づいた医療先進国のドイツでは、ケイ素不足の解消 が、健康・ 美容のために役立つと、さまざまな臨床試験等で証明されました。

ところが、 ケイ素は、体内で作り出すことが出来ない為、サプリメントを使って、常備薬的な使い方をされており、10年以上サプリメント市場でトップとなっていっています。

又、厚生労働省の資料によると、日本の医療費は医療精度が上がっていると言われながらむしろ上がっていっています。

なぜなのでしょうか?


データ出典:厚生労働省

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