丈夫で柔軟性のある骨とケイ素の関係

骨を丈夫で健康にするための成分というと、誰もがカルシウムをイメージすることでしょう。

骨を構成する物質のなかで量が最も多いのはたしかにカルシウムです。

老化によって骨の密度がスカスカになってしまう骨粗鬆症という病気がありますが、これは骨からカルシウムが溶け出してしまうことで起こります。

しかし、それに対してやみくもにカルシウムだけを大量に捕っていても健康な骨にはならないのです。

たとえば、家を建てる時に柱と壁の両方がなければ家の形になりません。家を骨に置き換えて考えた時、壁の役目を果たすのがカルシウムで、柱の役目を果たすのはコラーゲンです。

大きな地震があるとき、壁だけの家はすぐに倒壊してしまいますが、丈夫で柔軟性のある柱が支えている家は揺れに耐え勝ちます。

そこで、カルシウムとコラーゲンを接着させ、文字通り骨の密度を高める役目を担うのがケイ素です。

ケイ素は、ただ硬くたくましいだけでなく、若々しい柔軟性のある丈夫な骨を形作るために役立ちます。

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